不妊治療を行うにあたり、絶対に忘れてはいけないのが助成金です!
港区に住む私が申請したのは以下の3つです。
なお補助金の申請には領収書コピーが必要になることが多いので、しっかりと領収書は管理しておいてください。
◆東京都不妊検査等助成事業
・支給上限額:5万円
こちらは東京都が、不妊治療初期の検査(精液検査や超音波検査)や、人工授精にかかった費用を助成するものです。対象期間が検査開始日から1年なので、不妊治療を開始してからトータルで5万円を確実に超えたな、という頃には(1回目の人工授精を終えたあたり)治療の途中でも、早めに申請をしてしまった方が良いです!!絶対に申請を忘れるので…。
という私も、すっかりこの補助金のことを忘れていて、妊娠が判明してから色々と調べているうちに、この助成金の存在に気づき…。ただ運良く、新型コロナのおかげで対象期間が2年に延長されていたので、どうにかギリギリ申請できました。
ただ人工授精までを行ったJクリニックに補助金申請の証明書を記入してもらう必要があり、お願いしに行ったところ、なんと「発行には2ヶ月かかります。2ヶ月後に確認の電話をした上で、取りに来てください」とのことでびっくり…。料金は3300円ほどかかりました。病院によっては発行に時間がかかる場合もあるので、ご注意を。
◆東京都特定不妊治療費助成事業
・支給上限額:30万円
こちらも東京都の助成金で、対象は体外受精・顕微受精のみになります。
こちらの期限は「1回の治療が終了した日の属する年度の末日(3/31消印有効)まで」です。なので、こちらは年度末になる前に、準備をしなければなりません。また後述する港区の助成金申請にこちらの承認決定通知書が必要なので、早めに申請をしておいた方が良いです。
そして何よりも…承認されるまでにめちゃくちゃ時間がかかります!
説明書には「申請を受けてから3〜4ヶ月後に承認・不承認の結果通知をお送りします」と書かれていますが、確実に遅れます。
私は2021年10月17日に郵送し、結果をずっと待っていたのですが…結果通知が全然来ず…。不安になって東京都の窓口に電話で確認したところ、「10月19日に到着はしており、最終段階まで進んでおりますので少々お待ちください」との返答が。結局、結果通知書が手元に届いたのは2022年2月22日でした(年度末になるほど、もっと遅くなる模様)。
またこちらも医療機関に、受診証明書へ記入してもらう必要があります。
浅田レディース品川クリニックに依頼する場合、受付で依頼をします。受付に記入用の空欄の証明書を持って行くと、申込用紙を渡されます。浅田の場合、完成次第自宅に郵送してくれるので、郵送先の住所などを記入します。金額は郵送料金込みで約3000円。
驚いたことに、依頼をした3日後には、自宅に「ゆうパック」的なものできちんと郵送されました!(Jクリニックでは2ヶ月もかかる上に取りに行かないといけなかったのに…なんという雲泥の差!)
また港区の助成金申請に、こちらの医療機関に記入してもらった証明書(東京都書式でOK)を使いまわせるので、必ずこちらをコピーしておくのを忘れないでください。
◆港区特定不妊治療費助成制度
・支給上限額:30万円
こちらは港区に住んでいる場合に受けられる補助金で、対象は体外受精・顕微受精のみです。
こちらの期限も東京都と同じく「1回の治療が終了した日の属する年度の末日(3/31消印有効)まで」で、申請には東京都特定不妊治療費助成事業の承認決定通知書が必要です(間に合わない場合は後から提出でも大丈夫です)。
医療機関の証明書は、上述の東京都特定不妊治療費助成事業のものをコピーして提出してください。