3回目の人工授精が失敗に終わった2021年4月。当時、年齢は35歳。不妊治療開始から約1年が過ぎていました。

この1年間、正直すぐにでも子供が欲しかったし、仕事をサボって(周りからは気付かれてはいなかったと思うけれど)クリニックに通うのもキツいし後めたいし、精神衛生的にも良くないこの状況から早く脱却したくて、生理周期を1回でも無駄にしないように根詰めて治療を行っていました。

こんなに頑張っているのだから子供はすぐにできるだろう、来年には産休だなぁ〜、などと心のどこかで多少期待してしまっていたこともあり、この1年経っても前進していない状況は地味にものすごくショックで…。

この間にも会社同期が自然妊娠&出産…。彼女は私が不妊治療をしていることを知らないため、何も考えず送っているのはわかるのですが、happy全開の出産報告LINEを、私が会社で一人、深夜まで残業している時に受け取った時は、ハッキリ言って怒りで頭が一杯になり、かなり素っ気ない返信をしてしまい…。後になって、自分の余裕の無さに少しショックを受けたりもしました(またこの時、出産報告LINEはするものじゃないと強く思いました)。

焦っても仕方ないとは思いつつも、ウダツの上がらない毎日の中、悶々と考えた結果、少しでも周期を逃すのはもったいない、やっぱり前向きに攻めた不妊治療をしないと…と思えて来ました。

一番若いのは今この瞬間。少しでも若いうちに進めないと…!

そう思って、3回目の人工授精が失敗に終わったタイミングで即、Jクリニックの「体外受精セミナー」に参加し、またその直後に病院選びを徹底的に行い、浅田レディース品川クリニックに焦点を絞ってからは、説明会に参加する前から初診に必要な書類を集めて(戸籍謄本や前クリニックでの検査結果など、必要書類が地味にたくさんあります)、説明会が終わった直後に1番乗りで予約を取ってやる!位の意気込みでいました。

もちろん、予め転院するかもしれない旨をJクリニックにも申告し、紹介状も早めに準備してもらいました。

最短ルートを事前に調査して準備していたこともあり、

・2021年4月上旬:3回目の人工授精失敗

・2021年4月上旬:Jクリニック「体外受精セミナー」 →失望

・2021年5月中旬:浅田レディース品川クリニック「妊娠と治療に関する説明会」

・2021年5月中旬:浅田レディース品川クリニック 初診

事前に準備していたため「妊娠と治療に関する説明会」の3日後には、初診を受けることができました。

そして、浅田レディース品川クリニックに転院してから僅か4カ月半(2021年5月下旬〜10月上旬まで)で卒業という、最短ルートで妊娠。

今思っても、早めに行動に移っておいて本当に良かったなと思います。

というのも転院する際、検査結果にも有効期限があります。なので、ここでもし1年とか立ち止まってしまうと、検査がやり直しになる場合もあります…。

また、浅田レディース品川クリニックの説明会も毎週行われているわけではないので、ここで私も多少足止めをくらってしまいました…。もし少しでも、浅田レディース品川クリニックへの通院や転院を考えている方がいらっしゃったら、とりあえず説明会に参加しておくことをお勧めします。